みれいずにっき

筆者の日常とか遊んでいるゲームのこととかを書いている日記。

それは、別れの物語でした。

日中は陽が出ていればそれなりに暖かいのですが、おやつ時を過ぎた辺りから風が冷たくなってきますね。まだコタツを出すタイミングではないと思いますが、暖房器具が恋しくなってきました。

 

 

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本日は別枠で、普段読んでいる本についての紹介。「魔女の旅々」という小説をご存知でしょうか。

 


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GAノベル(GA文庫)から出版されている、主人公である魔女イレイナが人々との出会いと別れを繰り返しながら様々な国や場所を旅するという内容のノベルです。元々はamazon kindleで公開されていたシリーズを文庫にしたもの(ウィキペディアより)で、お話の内容やその読みやすさ、登場人物の個性などの人気もあり、現在までに七巻までお話が続いています。別の作品にはなりますが、「キノの旅」を読んだことのある方ならすんなり楽しめるノベルです。だいたいあんな感じです。

 

私がこの作品を知ったきっかけは本当に偶然で、たまたま書店で見掛けて手に取った程度のもの。前評判等も特に知らなかったのですが、真っ直ぐなタイトルとイレイナさんの可愛さ(本編中でもイレイナは自身を美少女と書いているし、実際かわいい)に何か惹かれて読んでみたらとても気に入ってしまいました。殆どが一話完結(巻を跨いでうっすら繋がっているお話もありますが)なので空き時間にも読みやすく、ありきたりなファンタジーの内容ではない、ある種の日常的な、現実的なお話が広がっているのが引き込まれた理由でしょうか。ほんわかしたお話もありつつ、シリアスなお話も。

 

…個人的な趣向なのですが、あんまりぶっ飛んだファンタジー系はなんだか肌に合わないんですよね。ファンタジーは嫌いではないのですが。あー、最近流行りの異世界系とかは以ての外です、タイトルがだらだら長いのとか見てるだけでも胸焼けしてしまいます。世の中そうご都合主義で出来てないんですよ(それを言ったらおしまいでしょうか?)。それに男性が主人公モノって大抵周りにつく仲間は基本女の子だけでハーレムみたいになっている展開が多かったりするのですが、それとかホント好きじゃないんですよね。もっとこうどうせならイケメン枠とかベテランのおじさまとかそういうキャラをですね(

 

 

閑話休題

 


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主人公のイレイナは「子供の頃に読んだ旅小説」に憧れて旅を始めた、最年少で物語上での魔法使いの最高位である「魔女」になるほどの実力がある少女。度々毒舌を挟んだりお金に汚いところがありますが、それも彼女の個性というか。困っている人には手を差し伸べる優しさ(単に巻き込まれているとも言う)があり、でも無理なことは駄目だと諦める冷淡さもある、よくある「主人公ぱぅわでなんでも解決してしまう」ようなことはない、普通の人間味のあるキャラです。時には失敗しますし、一人で解決できない事態に遭遇したりも。そんな彼女が出会う人物もなかなか個性的なキャラが多く、彼女の旅日記をより面白いものにしてくれます。ソフトに百合な展開もあります。

 

 

今月はいよいよ最新刊の八巻が発売され、そちらには特典としてフルボイスのドラマCDが付属。店頭広告でもちらりとイレイナさんの声を聴きましたが、想像より大人っぽく。その声でお金にゲスいことするのを想像するとちょっと面白いです。さらに秋にはコミカライズされるなど新しい展開に期待が高まります。あわよくばアニメも…?

 

以上、宣伝でした。気になっている方はぜひお読みください。面白いです。魔女の旅々はいいぞ。

 

 

 


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余談。魔女の旅々についてちょっと呟いたら作者さんにリツイートされました。かなり動揺しました。

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