今日は外に出る時に限って雨に降られる一日でした。ひどい!
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カードゲーマーなら年間で数百数千枚は使用しているかもしれないカード保護用のスリーブ。市場に数え切れないほど出回っている物の中から何を使うかは人によって本当にそれぞれで、キャラもので個性を出したり、あるいは無地のシンプルなものだったり、インナーやオーバーの有り無し、マットやエンボスの違い、シャッフルのしやすさなどなど…拘る点を挙げればキリがないもの。私も一応そのあたりは拘っており、試作のデッキとして組んだものはKMCのハイパーマットを使用しつつ、今後も使い続けていく予定で構築を固定していく場合はキャラものにする、という使い分けをしています。キャラものってやっぱり単価が高く(おおよそ無地の2倍)、それの保護用のオーバースリーブを買い足していくのも金銭的に若干負担が掛かりますが…まぁそこはご愛敬ということで。好きなコンテンツのコレクションという意味合いもありますしね。
まぁそれはさておき手持ちのレガシーのデッキ(デスタク)は今はKMC製を使用しているのですが、崩す予定は今後もないだろうしそろそろスリーブを取り替えたいなぁと考えていました。ただレガシーフォーマットに関しては勝手に厳かなイメージを持っていて、キャラものを使うのはどうかな…とも思っていたので、巷で評判のあのスリーブを試してみることにしました。
KATANAスリーブ。お高級なスリーブとして認知はしてて、前述の通り評判が良いのは知りつつもなかなか手を出せてませんでした。ただまぁものは試しということで先日買ってきたというわけです。色は使っていたものと同一の白。50×2の100枚入りと多めなのは何かと助かりますね。
スリーブ表裏の比較。左がKATANAで右がKMCハイパーマット。裏面(ざらざら加工側)は正直パっと見では違いが分からないくらいの見た目です。表面は色が違っているように見えますが、これは内側がそういう色になっているようです。裏透け防止かな?実際にカードを収納したときの見え方はほぼほぼ変わらないくらい。僅かにKATANAのほうが透明感があるかな?と感じる程度でした。
KATANAスリーブは耐久面に優れているという利点があり、実際側面は結構かっちりした感触でした。むしろ角が痛い。割けも殆ど起こらないらしく、長期間の使用や度重なるファローシャッフル(横入り)にも安心とか。ただその分内寸がミッチリしてしまうようで、インナー併用だとこんな感じで本当に隙間がないですね。スリーブに入れる際も注意しないとカード自体を曲げてしまう危険性があります。空気抜きも工夫しないとふわぁっと全体が膨らんでしまうので、最初のうちは落ち着かせるのが大変ですね。ちなみに60枚整えたときの厚みはKMCが約41mm、KATANAが僅かに大きく約42mm。
肝心な使用感は…はい、正直に申し上げるなら言うほど劇的に良くなった印象はなく、これまで使ってきたKMC製と大差無いかなぁと。ファローシャッフルがサクサクできて気持ちいいという前評判も「そんなに変わってるかなぁ…?」という感じです。まぁ使い続けていればその辺りの感想も変わってくるかもしれないので、とりあえずはKATANAを試していきますか。