みれいずにっき

筆者の日常とか遊んでいるゲームのこととかを書いている日記。

ブリンク/ブリンク

 

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 昨日の月をデジカメで撮影してみました。かなり年季の入った古い型のモノですが思ったよりも綺麗に撮れました。光学ズームだけでいけるもんだなぁ。

 

 

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今日はMTGのちょっとした考察。お題は「変位エルドラージと修復の天使」。モダン愛用のエスパーエルドラージでは小回りの利く〈変位エルドラージ〉のほうを採用していますが、意外と地上が止まったりすることも多く空中戦でどうにかしたいという気持ちもあって修復天の採用も考えていたり。そんなわけで備忘録的な使い勝手まとめでも。

 

 

 

 

 

ひとまずはそれぞれのカードのおさらいですね。

 


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〈変位エルドラージ/Eldrazi Displacer〉(2)(白)

欠色

(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。

3/3

 

無色マナを含む3マナ支払うことで対象のクリーチャーをブリンクさせる(一応唯一の)白いエルドラージ。マナさえあれば何回でも起動できるのが強いポイントで、自分のクリーチャーのCIP能力を使い回す・単一対象の除去を回避する等の基本的な使い方以外にも、タップ状態で戻すブリンクなので相手のブロッカーを退かす使い方が出来るのも偉い。スタッツも3マナ3/3で戦闘力も十分、場合によっては寺院経由で2マナで飛び出てきたりするので序盤のビートダウンもなんとか。欠点は「飛んでいない」・「対無色呪文がよく効く」・「自身をブリンクできない」というところでしょうか。

 

小ネタですが、3マナテフェリー・呪文捕らえ・変位くんが並んでいて3マナあると4マナ以下の呪文を延々とキャッチしていく恐ろしい盤面に。また黒力線+ウラモグ失却ならマナコスト制限なしでガンガン打ち消し。まぁそう簡単にそうなることはないんですけどね…

 


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〈修復の天使/Restoration Angel〉(3)(白)

瞬速、飛行

修復の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールする天使でないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。

3/4

 

インスタントタイミングで戦場に出てきて自分の「天使ではない」クリーチャーをブリンクさせられる天使。何といっても瞬速持ちであることによる奇襲性が高いところがポイントで、単一除去をかわしたりする他にアタック対応で飛び出してブリンクついでに壁になれるのも偉い(ブリンクしたクリーチャーもアンタップインなのでブロックできる)。スタッツも非常によく小粒のクリーチャーなら返り討ちに出来て返ったターンで反撃できるのが素晴らしいですね。さらに飛行持ちなので地上を気にせず攻撃可能なのも良い。欠点は「点数で見たマナコストが重い」・「自分のクリーチャーかつ天使以外しかブリンクできない」・「ブリンク能力は登場時一回きり」というところでしょうか。

 

それぞれを比較するために項目をまとめるとこんな感じ。

 

〈変位エルドラージ〉

【マナコスト】3マナ(土地2枚でキャスト可)

【キーワード能力】欠色

【スタッツ】3/3

【能力の分類】起動型(無色マナを必要とする)

【ブリンク回数】(マナがあれば)制限なし

【ブリンク対象】自身以外のクリーチャー

【戻ってきたときの状態】タップ状態(オーナーのコントロール下で)

 

〈修復の天使〉

【マナコスト】4マナ

【キーワード能力】瞬速、飛行

【スタッツ】3/4

【能力の分類】誘発型(使用するのは任意)

【ブリンク回数】戦場に出たときのみ

【ブリンク対象】自分がコントロールする天使ではないクリーチャー

【戻ってきたときの状態】アンタップ状態(自分のコントロール下で)

 

特に優れているところを青字、逆に他方より明らかに劣っているようなところを赤字にしているので、これだけ見ると変位くんのほうが良さそうにも見えますが…やはり瞬速で飛行持ちなのは戦闘に有利ですし、なによりセラ様の恩恵も受けられるんですよね。変位くんは針が刺されないとも限らないですし、無色マナを要求されるのも地味に辛い。戻ってくる状態は一長一短ですね、基本的に相手の動きに対して使っていくことが多そうですし。とりあえずは環境を見て使い分ける、という感じでしょうか。可能なら序盤からクリーチャーでライフに圧を掛けていきたいので、今のところは変位くんを採用しています。最速2ターン目3/3は悪くないんだよなぁ。

 

一応他の比較対象として挙げておくなら以下でしょうか。クリーチャーでないものは割愛。

 

〈ちらつき鬼火/Flickerwisp〉

【マナコスト】3マナ

【キーワード能力】飛行

【スタッツ】3/1

【能力の分類】誘発型

【ブリンク回数】戦場に出たときのみ

【ブリンク対象】パーマネントならなんでも

【戻ってきたときの状態】アンタップ状態(オーナーのコントロール下で次の終了ステップの開始時に戻ってくる)

 

修復天と同じくブリンクは登場時のみですが、対象に制限がないのがとても偉い。また戻ってくるタイミングも終了ステップ開始時なので、壁を退かす目的としても問題なし。土地をブリンクして余分に1マナ立たせる器用なことも出来て多彩な使い道は既に知られている通り。瞬速はないですが、それを補う〈霊気の薬瓶〉とのコンボがとても強力ですよね。

 

〈魂寄せ/Soulherder〉

【マナコスト】3マナ(白と青を含む多色)

【キーワード能力】なし

【スタッツ】1/1(クリーチャーが1体追放されるたび+1/+1カウンターが自身に乗る)

【能力の分類】誘発型(使用するのは任意)

【ブリンク回数】自分の終了ステップ開始時ごとに一回

【ブリンク対象】自分がコントロールするクリーチャー

【戻ってきたときの状態】アンタップ状態(オーナーのコントロール下で)

 

モダホラからの新戦力。タイミングは選べないもののマナ不要で何度でもブリンクさせることができ、またクリーチャーが追放されるたびにどんどん大きくなっていく面白いクリーチャーですね。時間を掛ければ地上を蹂躙するほどの巨大なサイズになってくれそうですが、それまで相手が待ってくれるかは疑問。最近はこれを軸にしたブリンクデッキが注目されてますね。

 

 

今後新しいブリンク能力持ちクリーチャーが登場したらまた考えるかも。

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