みれいずにっき

筆者の日常とか遊んでいるゲームのこととかを書いている日記。

〈MTG〉ミラディンビシージ_190708〈モダン〉

日付が変わるころに何かしらの禁止カードが出るんだろうなぁ(禁止改定の日なんです)と思いつつMTG。モダンホライゾンに収録された〈ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged〉をフィーチャーしたデッキがある程度まとまってきたのでメモとして記録です。自分でもネタデッキと感じてますが、思いの外回していて楽しく火力もある内容に仕上がりました。

 

 

 


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【モダン ミラディンビシージ】

4 マイアの戦闘球/Myr Battlesphere
4 歩行バリスタ/Walking Ballista


1 崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer
4 探検の地図/Expedition Map
2 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
2 思考掃き/Thought Scour
2 予言のプリズム/Prophetic Prism
2 テラリオン/Terrarion
2 ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged
2 巧みな軍略/Strategic Planning
4 ギルド球/Guild Globe
4 精神石/Mind Stone
4 彩色の宝球/Chromatic Sphere
3 旅行者の護符/Traveler's Amulet


8 島/Island
4 ウルザの塔/Urza's Tower
4 ウルザの鉱山/Urza's Mine
4 ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant

 

side
1 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
2 真髄の針/Pithing Needle
4 刻まれた勇者/Etched Champion
1 高速警備車/Fleetwheel Cruiser
2 アンティキティー戦争/The Antiquities War
1 クルーグの災い魔、トラクソス/Traxos, Scourge of Kroog
1 エルドラージの碑/Eldrazi Monument
1 王神の立像/God-Pharaoh's Statue
1 小走り破滅エンジン/Scuttling Doom Engine
1 王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift

 

 

おおよそ半分をアーティファクトで占めたほぼ茶単、デッキ名にもなっているミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged〉を中心とした構築です。ちなみに土地でバレてますがトロンがプランB。爆発力的にはそちらがプランAとも言う。

 

まずおさらいですが〈ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged〉のテキストは以下の通り。

 

***

 

ミラディン包囲戦が戦場に出るに際し、ミラディンファイレクシア軍を選ぶ。
ミラディン軍 ― あなたがアーティファクト呪文を唱えるたび、無色の1/1のマイアアーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
・ファイレクシア軍 ― あなたの終了ステップの開始時に、対戦相手1人を対象とする。あなたは、カードを1枚引き、カード1枚を捨てる。その後、あなたの墓地にアーティファクト・カードが15枚以上あるなら、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する

 

***

 

専ら使用するのは「ファイレクシア軍(以下、裏モード)」。31枚メイン採用されているアーティファクトをガンガン墓地に落として特殊勝利を狙います。包囲戦のルーター能力で落とすのが基本ですが、ほぼ全ての置物がサクり台不要で能動的に落とせるのでなかなかハイスピードで溜まっていきます。〈ギルド球〉などキャントリップが付いている置物もあり、デッキをざくざく掘り進めてはどんどん展開してぽいぽい投げ捨てます。〈歩行バリスタ〉はマナフラッドの受けにもなりますし火力も申し分なし、そしていざとなればX=0で落とせるのもポイント高め。

 

以上がプランAですが、プランBは前述の通り「トロン」です。トロンパッケージを採用して最速3ターン目に成立させ、大量のマナから〈マイアの戦闘球〉を呼び出して押しつぶします。マイナーなカードではありますが火力は十分で、2ターン連続で出せればそのままゲームセットもあり得る頼れるヤツ。戦闘球以外にも〈大いなる創造者、カーン〉のサイドモードプランもあり、状況に応じて何かしらのカードを引っ張ってきます。まだサイドは検討中なのでお試し感が強いですが。突き詰めると〈罠の橋〉とか〈マイコシンスの格子〉とかが有力だろうけどなぁ。

 

基本的には裏モードで運用していく〈ミラディン包囲戦〉ですが、「ミラディン軍(以下、表モード)」も使わないわけではないです。むしろプランBで爆発的な火力を生み出すには表モードのほうでシナジーが利いているんですよね。アーティファクトキャストでトークンを生み出す表モードですが、そのクリーチャタイプが「マイア」なので戦闘球の誘発能力に乗れるのが非常に強力。置物をぐるぐるするだけでどんどんマイアが増えていくので、戦闘球のタネにするもよし、横並びでそのまま押すもよし。〈崇高な工匠、サヒーリ〉が一緒にいればさらにトークンが増える(こちらはマイアではないですが一応マイナス能力で水増しできる)ので面で押し切るのも容易ですね。墓地対策されて裏モードが使えないとき等は表モードで対応するという柔軟性があるのが魅力的です。

 

このデッキの弱点ですが、とにかく自分のコンボを成立させるために最適化されているので妨害手段が全くないこと。相手のパーマネントに一切触れないため、厄介なPWやエンチャントには殆ど手が出せないのがつらい。とはいえそれ対策にインスタントやソーサリーを増やしてしまうと根幹が崩れてしまうのが悩みどころです…クリーチャー対策なら〈上天の呪文爆弾〉などが最適なのでなんとかなりそうなんですけどね。コンボの安定度を増す点から〈ミシュラのガラクタ〉も採用してみたい。まだまだ試験段階です。

 

 

…なんというか、フレーバー的にもこのデッキは表と裏があって面白いですね。

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